史上初。生きて泳ぐ珍しい深海イカの撮影に成功
一風変わった長い「尾」が特徴のこのイカは、10年ほど前に種として登録されたが、これまで生きて泳ぐ個体の記録がなかったため生態は謎に包まれていた。
パッと見はヒレの先に何かをくっつけたまま泳ぐ細長いイカに思えたが、よく見るとその「何か」はイカの体の一部だった。
チームはその部位を「尾」と呼び、貴重な姿をじっくり観察。そのやたらと長い尾によって体長が2倍に見えることにも気づいた。
なんとも奇妙なこのイカはAsperoteuthis mangoldaeといい、2007年に種として登録されたものの、このように生きている姿が記録されるのは史上初だ。
Sinuous Asperoteuthis Mangoldae Squid Filmed Alive for First Time | Nautilus Live